読み込み中…
/ —
P.42 事業戦略 メタルソリューション
42 持続的成長のための実行戦略
メタルソリューション
高性能な素材開発力で、エレクトロニクスの進化に貢献
メタルソリューション領域長 山本 尚志
環境分析
▍主な収益機会
- 次世代半導体製品の放熱ニーズが拡大
- 高性能な電源・電力制御デバイス市場が拡大
- フュージョン(核融合)発電実証プロジェクトの本格稼働
- 銅の資源循環、カーボンニュートラルの加速 ▍主なリスク・脅威
- 銅需要の拡大に伴う銅資源の枯渇、銅価格の高騰
- 地政学リスクの増大によるサプライチェーンの分断 ▍強み
- 顧客ニーズにマッチした素材開発力と提案力
- フュージョン(核融合)発電実証の国際的なプロジェクトへの参画
- 水力発電による再生可能エネルギーを使用した生産体制 ▍課題
- マーケティング力の強化による高付加価値製品の拡販
- 環境負荷を低減する製造プロセスへの転換、バリューチェーンにおけるカーボンニュートラルへの貢献
重点施策(銅条・高機能材、導電材、超電導)
▍事業環境
- 半導体(パワー半導体、AI半導体等)の高出力化・高性能化に伴う放熱ニーズの拡大
- 高度な電源・電力制御に必要となるデバイス(パワー半導体、抵抗器等)の需要増大
- フュージョン(核融合)発電実証プロジェクトの本格化に伴う高温超電導線材の需要増大
- 銅の資源循環、カーボンニュートラルに対するニーズの拡大 ▍取組み
- 高付加価値製品(高機能無酸素銅、抵抗材等)への注力 ― データセンタ市場での事業機会の獲得 ― 次世代半導体向けに適した高機能銅素材の開発・拡販 ― 高性能な電源・電力制御デバイス向けに適した新製品の上市、拡販
- 高温超電導線材の生産能力増強
- Short-Loop(ショートループ)リサイクルの推進による温室効果ガス排出量削減、銅資源の有効活用
- 調達元および販売先の分散化によるサプライチェーンリスクの低減 ▍銅条・高機能材、導電材 高付加価値製品の売上高・営業利益比率の変化
| 2028年度予想 | 売上高 | 営業利益 |
|---|
| 約15% | 約 50 % |
- 高付加価値製品(高機能無酸素銅、抵抗材等)
- 既存製品
▍超電導 高温超電導線材の生産能力推移
| 2025年度 実績 | 2027年度 予想 |
|---|
| | 2025年度比 3~4倍 |
ビジョン2030の実現に向けた事業戦略
▍基本方針
- データセンタの拡大に貢献する高機能材料の提供、および新事業創出による社会課題の解決を目指す。
- 銅条・高機能材、導電材は、データセンタやインフラ、自動車市場でのさらなる事業機会の獲得、製品ポートフォリオの最適化、高付加価値製品の拡販に取り組む。
- 超電導は、主にフュージョン(核融合)発電市場での成長および拡大に取り組む。
▍主な戦略
- 高機能無酸素銅、銅合金製品の開発
- 製品ミックスのさらなる改善
- 海外市場へのさらなる拡販
- パートナーシップ強化による高温超電導線材の拡販
- Short-Loop(ショートループ)リサイクル※1によるカーボンニュートラルへの貢献 ※1 銅スクラップを製錬工程に戻さず、伸銅製品の原材料としてリサイクルする方式。
高付加価値製品へのシフト ~データセンタ市場での事業機会獲得~
銅条熱の課題
- 純銅 高純度な純銅を供給
- パワー半導体 基板 コールドプレート チップ抵抗 GPU メモリー接続の課題
- 抵抗材 用途にあわせて フルラインアップ化
- シャント抵抗 UPS電源
導電材電力の課題
- 導体 高品質な長尺導体を供給
- HVDCケーブル 電源供給
データセンタ