P.25 ビジョン2030実現に向けて 経営上の重要課題の特定プロセス
25 持続的成長のための実行戦略
ビジョン2030実現に向けて
経営上の重要課題の特定プロセス
経営上の重要課題の特定は、STEP1~4のプロセスで行いました。STEP1では、「外部要因」と「内部要因」に基づいて社会課題を洗い出し、重要項目リストを作成しました。STEP2では、「株主・投資家にとっての重要度」を高・中・低で評価しました。STEP3では、「ビジョン2030実現にとっての重要度」 をリスクと機会の発生可能性や時期、財務影響度などで高・中・低で評価しました。STEP4では、STEP2~3で評価した優先度の高い項目を「ビジョン2030実現にとっての重要課題」と「企業の社会的責任を果たしステークホルダーとの信頼関係強化に向けた重要課題」に分類し、さらに前者を整理してビジョン2030実現に向けた経営上の重要課題を特定しました。
なお、今後は定期的にこれらのステップを行い、必要に応じて重要課題の見直しを行います。
▍定期的な見直し
▍STEP1 社会課題の把握と整理
- 外部要因と内部要因に基づき、社会課題を洗い出し、重点項目などを整理したうえで、項目リストを更新 ▍STEP2 重要課題マップ評価(縦軸)
- 株主・投資家にとっての重要度の見直し ESG格付機関やESG規範の評価項目、ウェイト、評価状況や、機関投資家との対話内容に基づき、株主・投資家の重要度(高・中・低)を評価 ▍STEP3 重要課題マップ評価(横軸)
- ビジョン2030実現にとっての重要度の見直し財務影響も踏まえたリスクと機会の重要度(高・中・低)を評価 ▍STEP4 重要課題の特定
- STEP2〜3で評価した、優先度の高い項目を、「ビジョン2030実現にとっての重要課題」と「企業の社会的責任を果たしステークホルダーとの信頼関係強化に向けた重要課題」に分類し、さらに前者を整理し経営上の重要課題と特定
特定マップ
- 株主・投資家にとっての重要度 高領域 中領域 低領域
- ビジョン2030実現にとっての重要度 低領域 中領域 高領域 ▍企業の社会的責任を果たしステークホルダーとの信頼関係強化に向けた重要課題
- 労働安全衛生
- 品質
- コンプライアンス
- 持続可能な資源管理
- 腐敗防止
- 生物多様性(陸域/海洋・河川)
- 情報セキュリティ
- 持続可能な都市とコミュニティづくり
- 安全な水と衛生環境
- 汚染の予防・化学物質管理
- 適切な納税
- 気候変動、環境マネジメント
- デジタルテクノロジーの進化(AI/DX)
- 社会インフラ強靭化
- 健康寿命の延伸
- 持続的な経済成長
- 人材確保・育成、従業員エンゲージメント
- ダイバーシティ
- 環境マネジメント
- 人権マネジメント
- サプライチェーンマネジメント
- コーポレートガバナンス、グループガバナンス
- リスクマネジメント
- クリーンエネルギー
- 知的財産
- イノベーション
- パートナーシップ
- 持続可能な観光
- 貧困問題
- 食料問題、食料安全保障
- 適切な教育
- 犯罪・暴力の抑止
ビジョン2030実現に向けた直接的な重要課題ではない
▍ビジョン2030実現に向けた経営上の重要課題社会課題解決による価値創造
- 情報をベースとした社会基盤の創出
- 社会課題解決に資する新しい事業への挑戦価値創造を持続可能にする経営基盤確立
- 事業・製品ポートフォリオの最適化
- 労働生産性の向上
- 人的資本の最大化
- ガバナンスの強化、リスク耐性の向上(注) 経営上の重要課題は、ビジョン2030実現に向けた経営上の重要課題として、企業の社会的責任を果たしステークホルダーとの信頼関係強化に向けた重要課題とは区別しています。